- GUEST
- 澤野弘之
- ON AIR
- 6/8(日) 21:30〜22:00
- REPEAT
- 6/18(水) 20:30〜
澤野弘之 Hiroyuki Sawano
1980年生まれ / 東京都出身
ドラマ・アニメ・映画など映像の音楽活動を中心とし、その他にもアーティストへの楽曲提供・編曲など精力的に活動している。
2006年、CX系ドラマ【医龍 Team Medical Dragon】のサウンドトラックが話題となる。2009年7月15日、初オリジナルアルバム『musica』を発売。「キルラキル」「進撃の巨人」「機動戦士ガンダムUC」など人気アニメ作品のサウンドトラックも数多く手がけている。
2014年春からは、ボーカル楽曲に重点を置いた新プロジェクト SawanoHiroyuki[nZk] をスタート。
現在、7月から放送されるテレビアニメ「アルドノア・ゼロ」の劇伴(サウンドトラック)などの制作を行っているという澤野さん。
番組では澤野さんの音楽のルーツを聴くところからスタートした。
澤野
中学の頃って みんなギターとかやりだすじゃないですか。僕も初めはギターとかやって、歌とか歌ってみようとか思ったんですけど、歌の才能ないな、と気づいて。
そのころにTM NETWORKを知ったんですけど、小室さんの立ち位置って不思議だったんですよ。それまではボーカルが主役という感じだったと思うんですけども、小室さんの存在感ってすごくあって『なんだろ、この存在?って。』それで歌わなくて曲作る人でもこういう見せ方ってあるんだって思ったのが最初ですね。
また、高校時代に友達が持っていたという意外な「サウンドトラック」がインストゥルメンタルを意識したきっかけだったという話もきかせてくれた澤野さん。
澤野
サウンドトラックに本格的に興味を持ち始めたのは20代になってから。当時はお金もないのでそんなにCDも買えない。だから好きなCDを選んで買う。
でもある時、自分の作曲を教えてくれていた先生に『お金がないんだったら 嫌いな音楽を聴け』と言われたことがあって。その時は『なんでお金ないのに嫌いなCD買わなきゃいけないんだ』って思ったんですけどある時ふとその言葉を思い出して。
それまで僕は正直民族音楽とか、JAZZとかも聴かなかったんですけど借りて聴いたCDじゃなくて お金出して買ったCDだと、ちゃんと聴こうと思うじゃないですか。
そうすると『あ、JAZZってこういうところが面白いのかも』とか『民族音楽ってこういう良さがあるんだなあ、って。』気づいて。
そうして音楽の幅を貪欲に広げていったという澤野さん。
番組では、その後、劇伴作家としてデビューするまでの話や、「医龍」「進撃の巨人」「機動戦士ガンダムUC」のサウンドトラック制作の話をたっぷりと聞かせてくれました。さらに番組のメインコーナーでは、fripSideの八木沼悟志さんから送られた楽曲のプレゼントが。八木沼さんから澤野さんへはいったいどんな楽曲が送られたのでしょうか。
続きは番組、そして冒頭のムービーからご覧ください。